いまでは2月頃になると当たり前のように花粉症の話題が出てくる。日本人の15%の人が発病しているというニュースを耳にする。何を隠そう(?)私も花粉症患者の一人である。思い起こせば今から約20年前、まだ花粉症という名前が無かった頃それは突然やってきた。その前の年に八王子市から相模原市に引っ越してきており、環境の変化がジワジワと体質を変えていたのだろう。あるいはストレスか。ある朝、目が覚めるとマブタが開かない。「どうなってるんだ?」。最初は何がなんだかわからなかった。目をこするとやっとマブタが開いた。鏡を見ると、事態は把握できた。上下のまつ毛が目ヤニでくっ付いていたのである。たぶん花粉症の影響で目が痒くなり、夜の間におもいっきり掻いていたのだろう。ある時は、目を掻きすぎて水晶体の眼圧が下がったのか、目の焦点がなかなか定まらないこともあった。こんな日が数日続いたので眼科へ行き診てもらうと「アレルギー性結膜炎?」との診断で、目薬をもらった。それからも毎年この季節が来ると目が痒くなり眼科へ通った。そうこうしているうちに、巷では花粉症と言う言葉が流行りだし、ある年に眼科へ行くと「花粉症ですね」と当たり前のように言われてしまった。悲しいかな、いまでもまだ花粉症が続いており、目薬と点鼻薬と飲み薬は手放せない。「花粉症はアレルギー性なので敏感な人がかかり易く、年をとると直ることもある。」と聞いたことがある。ということは、「自分はまだ若いんだぁ!」と勝手に思い込んで、ことある毎にこのことを色んな人にアピールしている(笑)。今日も花粉症と格闘しながら、この「思い出の扉」を書いている。 追伸:この記事を書いている時にTVで花粉症の特集をしていた。 ⇒2/27(木) 18:55「スパスパ人間学」花粉症の特集 花粉症といえば「くしゃみ」「鼻水」「鼻づまり」「目のかゆみ」 が辛い。 そこでこれらの症状を解消する方法を紹介していた。 ・鼻水:ヒスタミンを抑制するために、柿の葉茶を飲む →甜茶よりもビタミンCが多い ・鼻づまり:好酸球が撒き散らすロイコトリエンを抑えるために レモンバーム(しそ科) を食べる(飲む) ・目の痒み:鼻と同じ原理なので柿の葉茶やレモンバームを食す。 また花粉症は顔についた花粉を落とすことでだいぶ効果がある。 ⇒顔を洗う(メイクを落としたくない時は、粉おしろいや スポンジタオルで拭く。 最終的には体質改善が必要でそれにはナツメが有効 (1/100まで抗体が減る)。ただし〜1年かかる。 毎日、10個/日のナツメを食べると効果が出るらしい。 来年以降、花粉症を治したい人はお試しあれ! |
2003.3.2 UP